おかげどし
御蔭年
国内
流言・風説
- どんな話か
- 御蔭年には行燈の焼け残りの文字や大木の倒伏、御札が降るなど不思議な出来事が相次いだという。
- 細部
- 御蔭年にはさまざまな不思議な出来事が起こったと伝えられている。ことの始まりは、ある酒屋で何かの拍子に行燈が焼けてしまったとき、「火之用心」という文字の部分だけが焼け残らずに残ったことだった。それから火に関する騒ぎがいくつも続き、町中の人々がこぞって神仏に参詣するようになった。門前の並木にあった大木の松が、音も立てずにひとりでに倒れるということもあった。そのうち御札が降ったという家まで現れ、その家では祠を作って御札を祀り、まるで祭礼のように賑わったという。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』誌、渡邊三平「遠江の『おかげ』」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県掛川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ