ぬえなき
鴉鳴き
国内
流言・風説
- どんな話か
- 文政12年、烏の鳴き声に対する家の言葉を与総家への当てこすりと誤解され、両家が仲違いしたという話。
- 細部
- 文政十二年のこと、ある家の近くで烏がしきりに鳴いていたため、その家の者が「よそで鳴け」と烏に向かって声をかけた。ところが、それを聞いた「与総家」の者がまるで自分の家に向けられた言葉のように受け取ってしまい、両家の間で仲たがいが起こったという。動物への何気ない一言が同音の家名と重なったことから諍いに発展した、言葉の行き違いをめぐる出来事である。
- 広まり方
- 1987年の『秋田民俗』に藤田秀司が「霊の民俗」として記録した。
- 地域
- 秋田県大仙市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ