ねずみ
鼠
国内
流言・風説
- どんな話か
- 大化元年冬、難波長柄豊碕への遷都に先立ち、春から夏にかけて鼠が難波へ向かったことが遷都の兆しだと語られたという。
- 細部
- 大化元年の冬12月、天皇が難波長柄豊碕へ都を遷したときのことである。年配の者たちの話によれば、その年の春から夏にかけて、鼠たちがこぞって難波の方角へ向かって移動していく様子が見られたのだという。この出来事は、後になってから振り返れば、都が難波へ遷される前触れであったのだと語られるようになった。動物の不可解な行動を、後の大事件と重ね合わせて意味づける、古代の予兆譚らしい語り口が見て取れる。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第二期』所収、北村久備「勇魚鳥」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 飛鳥時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ