ねずみ
鼠
国内
流言・風説
- どんな話か
- 枚方市藤阪村の田地にある草むらを開墾して稲を作ったところ、大量の鼠に食い尽くされ、村では鼠塚と呼ばれている。
- 細部
- 河内国藤阪村にあった、ある農民の持つ田地の話である。その田地には、昔から数メートル四方ほどの小高い草むらが手つかずのまま残されていた。ある田主がこの草むらを切り開いて稲を植えたところ、秋の収穫を迎える頃になって、どこからともなく十匹ほどの鼠の群れが現れ、実った稲をすっかり食い尽くしてしまったという。驚いた田主はやむなく田地を元の草むらの状態に戻したといい、以来、村の人々はこの場所を鼠塚と呼び習わしている。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、中村新斎「閑度雑談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府枚方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ