たやすもんでなをよぶこえ
田安門で名を呼ぶ声
国内
流言・風説
- どんな話か
- 浅草土産の餅を手に田安御門にさしかかった男が、正体不明の声に名を呼ばれたという話。
- 細部
- 牛込山伏町の田中幸右衛門は、浅草の市で土産に金龍山の餅を買い、田安御門に差しかかった。すると、どこからともなく幸右衛門の名を呼ぶ声が聞こえ、驚いた彼は声に向かって問いかけるような言葉を発しながら餅を投げ捨て、逃げ帰った。声の主が何であったかは語られていない。この話は鼠渓『寐ものがたり』を収めた『続日本随筆大成』1981年の記録として、千代田区の伝承に載る。
- 広まり方
- 続日本随筆大成(1981年)収録の寐ものがたりに記されている。
- 地域
- 東京都千代田区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ