なほとかごうじゅうゆりゅうしゅつとかにしじょうふうひょうひがい
ナホトカ号重油流出とカニ市場風評被害
国内
流言・風説
- どんな話か
- 1997年に日本海で起きたタンカーの重油流出事故を受け、実際の漁場への影響が乏しかったにもかかわらずカニ料理店の予約キャンセルが相次いだ出来事。
- 細部
- 1997年1月、ロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」が日本海で沈没し、大量の重油が福井県沖などに漂着する事故が発生した。カニ漁への深刻な打撃が懸念されたが、事故発生の時期や海域の関係で、海底に生息するカニそのものへの実害は限定的だったとされる。しかし加賀・若狭・北近畿・山陰地方など北陸から山陰にかけての観光地では、汚染への不安から旅館やカニ料理店への宿泊・食事の予約キャンセルが相次ぎ、実際の漁業被害の実態以上に観光業が打撃を受ける結果となった。
- 広まり方
- 重油流出という視覚的にも衝撃的な事故報道を受け、「その地域の海産物は危ない」という懸念が実態以上に観光客の間に広まった。
- 地域
- 福井県沖・北陸/山陰地方
- 年代
- 平成
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ