みぢかなひとのしをつげるむしのしらせ
身近な人の死を告げる虫の知らせ
国内
流言・風説
- どんな話か
- よく行き来していた身内が亡くなる前触れとして、本堂や勝手口の戸を叩く音が聞こえるとされる。
- 細部
- 茨城県美浦村では、よく行き来する身近な人の死に先立ち、戸を叩く音が聞こえるとされた。祖父の場合は本堂の戸、祖母の場合は裏手の勝手口の戸が鳴るなど、続柄によって知らせの場所が異なる。カラスが騒ぎ、争うように鳴きわめくことも死の前触れに結び付けられたが、これは後から意味を与えられたものだと記録されている。『民俗採訪』1991年、国学院大学民俗学研究会の記録。
- 広まり方
- 1991年の民俗調査で、葬送に関する言い伝えの一つとして聞き取られた。
- 地域
- 茨城県美浦村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ