しらへいそくをたてたむじんのふね
白幣束を立てた無人の船
国内
流言・風説
- どんな話か
- 漁の最中に誰も乗っていない船が現れて近づけず、翌日その船が山の上の社に供えられていたという話が伝わる。
- 細部
- 万治2年5月頃、房州安房郡山刀村で漁をしていたところ、白い幣束を一本立てただけの無人の船がどこからともなく現れた。近づこうとしても決して近づくことができず、その夜には山の方から大勢が物を運ぶような声が聞こえてきた。翌日確かめてみると、昨日見た船は山上の船越大明神の神前にそのまま供えられていたという。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第一期』1975年収録の「閑窓瑣談後編」(佐々木貞高)に記録された話。
- 地域
- 千葉県館山市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ