ひがしどおりむらのさめがばけたもうじゃぶね
東通村の鮫が化けた亡者船
国内
流言・風説
- どんな話か
- 沖に現れる幻の大船は、人を食った鮫が化けたものだと語られていたという。
- 細部
- 明治時代、いか釣りに出た漁師の前に、十トンほどもある大船が近づいてきた。漁師が避けたのに、実際には船は来ておらず、港へ入ってくるように見えた場合も港側には何もなかった。人を食べた「ふか」が姿を変えたものと説明され、亡者船と呼ばれた。出会ったときは味噌を水に溶いて流せば避けられると伝えられた。東通村尻屋の話として、山口弥一郎が『旅と伝説』1937年の「尻屋の夜話」で記録している。
- 広まり方
- 『旅と伝説』(1937年)所収、山口弥一郎の尻屋調査記録による。
- 地域
- 青森県東通村
- 年代
- 明治
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ