じごくのかまのふたあき
地獄の釜の蓋あき
国内
流言・風説
- どんな話か
- 7月1日は地獄の釜の蓋あきと呼ばれ、亡者たちが十万億土の彼方から一時的に解き放たれ家路をたどるとされる。
- 細部
- 七月の朔日は「地獄の釜の蓋あき」と呼ばれる日である。この日になると、ふだんは地獄に閉じ込められている亡者たちが束の間その責め苦から解放され、はるか十万億土の彼方から現世の我が家を目指して旅をするのだと伝えられている。盆の入りを前にしたこの時期、亡くなった人々の魂が少しずつ里へ近づいてくるという想像が、この呼び名に込められている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、加藤嘉一「栃木県芳賀郡逆川村木幡の年中行事」に記録がある。
- 地域
- 栃木県茂木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ