もんじゃぶね
モンジャ舟
国内
流言・風説
- どんな話か
- 海上で遠くの船が急に近くへ見える現象を、平内町ではモンジャ舟と呼んだという。
- 細部
- 平内町でいう「モンジャ舟」には、二つの意味が記録されている。一つは、海上では遠くにある船が、突然、実際の距離より手前に浮かぶように近く見える現象である。もう一つは、海で死んだ者の霊が船の形をとって現れることを指す用法で、視覚の異常と死者の気配の両方に結びついていた。東津軽郡平内町の事例は、中央大学民俗研究会『青森県夏泊半島 西海岸部 調査報告書』を収めた『常民』(1971年)に記録されている。
- 広まり方
- 中央大学民俗研究会が1971年に行った夏泊半島西海岸部調査(『常民』掲載)が出典。
- 地域
- 青森県平内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ