みずのねむり
水の眠り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 丑三つ時になると小さな滝の水音がぴたりと止むといい、水も眠るのだという言い伝えが残る。
- 細部
- 小さな滝のほとりに建つ山小屋で下駄作りに励んでいたところ、丑三つ時になった途端、それまで聞こえていた滝の水の音がふっと止んでしまったという体験談が伝わっている。昔からこの土地では、真夜中の深い時間になると水もまた眠りにつくのだといわれており、その様子を歌った「水眠の歌」という歌まで存在するという。自然の音が途絶えるという静けさそのものが、怪異として意識されている例である。
- 広まり方
- 南島研究 1977年掲載、岡源八郎「奄美夜話」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県龍郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ