みこ
巫女
国内
流言・風説
- どんな話か
- 苗代に種を蒔いた後で巫女に仏おろしをさせると種が風で吹き寄せられるとされ、神寄せなら問題ないという。
- 細部
- 田の苗代にすでに種もみを蒔いたあとで、巫女に亡くなった人の霊を呼び寄せる仏おろしをさせてしまうと、蒔いたばかりの種が強い風に吹かれて片方に寄ってしまうという言い伝えがある。同じ巫女の口寄せであっても、神を呼び寄せる神寄せであれば種に影響が及ぶことはなく、行っても構わないとされている。死者の霊を呼ぶ行為と農作業の吉凶を結びつけて語る、種蒔きにまつわる禁忌のひとつである。
- 広まり方
- 1943年刊『旅と伝説』所収、戸川安章「羽黒山夜話」五に記録がある。
- 地域
- 山形県鶴岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ