まぶい
マブイ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 人は体と魂マブイから成り、マブイが体から抜けると病になるとされ、抜けたときはユタを呼んでマブイグミを行う。
- 細部
- 与那国島の観念では、人間は肉体とマブイという超自然的な存在から成り立ち、肉体はマブイを収める器にすぎないとされる。マブイには離れやすい性質があり、体から抜け出るとマブイウチやタマチドラといった状態になって病を引き起こすという。マブイは全部で十個あるとされ、そのうち七個以上を失うと死に至ると考えられている。この遊離は特に幼児や老人に起こりやすいとされ、マブイが抜けたときにはムヌチ(ユタ)を呼んでマブイグミという儀礼を行い、体に呼び戻す。
- 広まり方
- 1986年の『国立民族学博物館研究報告別冊』に掲載された植松明石「神観念の問題」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県与那国町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ