きょうをよむもくぞう
経を誦む木像
国内
流言・風説
- どんな話か
- 御家人の家の木像が阿弥陀経を唱えていると噂されたが、正体は持仏堂に巣くう蜂の羽音だったという話。
- 細部
- 江戸時代、本郷元町の御家人宅にある持仏堂で、安置された木像が阿弥陀経を唱えているとの噂が立った。ところが音の出所を確かめると、堂内に巣を作っていた蜂の羽音だった。木像の読誦に聞こえた不思議な音が、自然の現象として解き明かされる種明かし型の話である。大田南畝の『半日閑話』に収められ、日本随筆大成第1期(1975年)に収録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第1期』所収「半日閑話」(大田南畝、1975年刊)に記される。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ