くろいかべ
黒い壁
国内
流言・風説
- どんな話か
- 帰り道を歩いていた衣類行商人の前に黒い壁が立ちはだかり、わずかな距離に三時間もかけて帰り着いたという話。
- 細部
- 衣類を売り歩く行商人が、いつものように帰り道をたどっていたところ、突然目の前を黒い壁のようなものに遮られてしまった。まっすぐ進むことができず、やむなく回り道を強いられ、本来なら五百メートルほどの距離であるにもかかわらず、たどり着くまでに約三時間もかかったという。その間に藪や茂みを分け入ったためか、顔や手足には擦り傷や突き傷が幾つもできていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1968年の『下野民俗』所収、阿久津満「芹沢風物誌 其の四」に記録がある。
- 地域
- 栃木県日光市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ