くるだいちゃのほねさししゅじゅつ
クルダイチャの骨指し呪術
Kurdaitcha / bone pointing
国外
儀式・遊び
- どんな話か
- 中央オーストラリアの先住民社会に伝わる、特別な呪具の骨を対象者に向けて呪いをかけるとされる処刑儀式。呪われた者は原因不明の衰弱の末に死に至るとされる。
- 細部
- 儀式を執り行う『クルダイチャ』と呼ばれる人物が、秘密裏に呪力を込めたとされる骨や棒を対象者に向けることで呪いをかけるとされる。呪われたと信じた者は食事や水を拒むようになり、精神的な衰弱から数日のうちに実際に死亡することがあるとされ、これは強い恐怖による心理的作用(いわゆる『ヴードゥー・デス』、骨指し症候群)として医学的に説明されている。中央オーストラリアのアレンテ族を中心に伝わり、20世紀に入ると南部では廃れたが北部では散発的に続いたとされ、1952年にはタナミ砂漠の鉱山で骨指しへの恐れが死亡例と結び付けられた事例も記録されている。危険な儀式であるため具体的な実施方法は明かされておらず、本稿でも詳細な手順には触れない。
- 広まり方
- 中央オーストラリアの先住民社会内で秘儀として口承のみで受け継がれ、19世紀末以降に人類学者の調査記録を通じて外部にも知られるようになった。
- 地域
- 中央オーストラリア(アレンテ族などの居住地域)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ