くも
蜘蛛
国内
流言・風説
- どんな話か
- 牛島に住んでいたという大きな蜘蛛で、島で作業する人足がよくさらわれ、杓を残して船を沖に出せば無事だったという。
- 細部
- 三豊市の牛島には、昔、大きな蜘蛛が住んでいたと伝えられている。この島に船をつけて作業をする人足たちの間では、しばしば仲間が蜘蛛に捕られてしまうという被害が出ていたという。そこで、島へ水汲みに上がる際には、杓を一本その場に置いたままにしておき、船だけは沖に出しておくという用心が守られるようになった。こうしておけば蜘蛛に襲われずに済んだのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ