いきをすってねこをくるわせるじゅつ
息を吸って猫を狂わせる術
国内
流言・風説
- どんな話か
- 眠る猫に息を合わせて吸い吐きすると狂わせられるという子供の話と、正体を見破られた病人の話。
- 細部
- 霊岸島で伊豆新島から来た子供が、眠っている猫に息を吹きかけて狂わせて見せた。生き物なら何にでも効く技だといい、狐狸もこの方法を使っているのではないかと噂された。また日本橋の鍼医が招かれた病人を診察したところ、腹に毛の感触があり顔には獣の口があるのに気づき、実は人間ではない何かが鍼の術を学ぶために自分を招いたのだと悟ったという話も伝わる。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第三期所収『三余叢談』や第一期所収『半日閑話』に記される。
- 地域
- 東京都中央区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ