こんぴらさま
金比羅様
国内
流言・風説
- どんな話か
- 越谷市越ヶ谷町の言い回しで、同じ場所を行きつ戻りつする人を、金比羅様に忍び込んで神罰により堂々巡りをさせられる泥棒にたとえて評したという。
- 細部
- 越谷市越ヶ谷町には、金比羅様にまつわる言い回しが伝わっている。同じ場所を行ったり来たりして要領を得ない人を見て、「金比羅様に入った泥棒のようだ」と評する言葉があり、これは金比羅様に盗みに入った泥棒が神罰を受け、いつまでも同じ道を抜け出せずに巡らされ続けてしまうという言い伝えに由来する。神域を侵した者が抜け出せなくなるという発想は、金比羅様の霊験の強さを示すものとして語られてきたとみられ、日常の中で人をからかう際の慣用句として定着していた。埼玉県越ヶ谷地方の俗信を記録した文献に、こうした言い回しの一つとして収められている。
- 広まり方
- 1933年発行の雑誌『旅と伝説』所収、福島憲太郎「埼玉県越ヶ谷地方の俗信」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県越谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ