やまがたむらのあおじろいきつねのよめいり
山形村の青白い狐の嫁入り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 雨上がりの道をちらつく青白い光が次第に数を増し、狐たちの婚礼行列になるという言い伝え。
- 細部
- 雨が上がったあとの道に、青白い光がちょろちょろと動くことがある。はじめは頼りない灯りだが、やがて数が増して辺りが明るくなり、ついには嫁入りの行列の形をとる。狐たちはそこで杯を交わし、馳走にも箸をつけるといい、人間の婚礼とほとんど変わらない次第が進むと語られた。怪火をただ不気味なものとせず、人の暮らしの晴れの儀式になぞらえて眺めている点に、この土地の語り口の特徴がある。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承・世間話の項に収められている。
- 地域
- 長野県山形村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ