きつねのよめいり
狐の嫁入り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 秋の雨夜、南の道に赤い灯が幾つも点滅しながら行き来する狐の嫁入りを見たという体験談。
- 細部
- 秋のある夜、しとしとと雨が降る中、遠く南の方角、東西に走る道のあたりに赤い灯りが五つ六つ、多いときには十以上も並んで見えることがあった。灯りは増えたり減ったりしながら点々と明滅し、道に沿って行き来していたという。これを一緒に眺めていた祖母は「よく耳を澄ませば鈴の音がするだろう」と教えてくれたが、語り手自身にはその音は聞こえなかったと振り返っている。
- 広まり方
- 1958年の『民間伝承』所収、青木直記「見聞覚書」に記録がある。
- 地域
- 栃木県栃木市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ