きつねのよめいり
狐の嫁入り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 夜、便所に立った母親がきつねのよめいりだとつぶやき、家族が見に行くと暗闇に提灯の灯りが揺れていたという。
- 細部
- 黒部市田籾では、夜に母親が用を足しに外へ出た際、きつねのよめいりが来ていると口にしたことがあった。何ごとかと家族が連れ立って外を見に行くと、あたり一面の暗闇の中に、いくつもの提灯とおぼしき灯りがゆらゆらと揺れながら連なっているのが見えたという。誰が持っているとも知れぬその灯りの列は、まさに嫁入り行列を思わせる眺めであり、土地の人々はこれを狐が演じる嫁入りの行列だと語り伝えてきた。
- 広まり方
- 1994年の『とやま民俗』所収、内山久子「昔話」に記録がある。
- 地域
- 富山県黒部市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ