うらやまにともるきつねび
裏山にともる狐火
国内
流言・風説
- どんな話か
- 裏山に見える灯りや犬のような姿は、狐が見せる幻だと考えられていた。
- 細部
- 大紀町では、夕方になると裏山に灯りが見え、いないはずの犬や狐に似たものが現れることを、狐のだましと考えた。雑木林に犬のような姿を見つけ、見れば見るほど犬に見えたが、後で現場を確かめると、岩の前で山菊が風に揺れていた。岩と草の見え方によるものとも考えられるのに、なお狐が見せた幻のように語られた。『民俗採訪』1982年の国学院大学民俗学研究会による記録に収められている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1982年「三重県度会郡紀勢町」(国学院大学民俗学研究会)に記録。
- 地域
- 三重県大紀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ