きのねからたつきつねび
木の根から立つ狐火
国内
流言・風説
- どんな話か
- 夜食にする鳥を追っていた若者たちの前で、木の根元から突然火が立ったという。
- 細部
- 若者たちが夜食にする鳥を追っていると、突然、登っていた木の根元から火が立ち上がった。木の上にいた男は炎を見ても熱さを感じなかったため、そこから飛び降りた。すると火はたちまち消え、跡形もなくなったという。木の根から現れ、熱を持たないまま消えるこの火は、実体のない狐火の特徴をよく示す話とされる。五戸町の狐ばなしとして、能田多世子の「五戸の狐ばなし(二)」が『旅と伝説』1939年に記録している。
- 広まり方
- 『旅と伝説』(1939年)所収「五戸の狐ばなし」による。
- 地域
- 青森県五戸町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ