とんでおどるこゆび
飛んで踊る小指
国内
流言・風説
- どんな話か
- 借金のかたに切り落とした小指が宙を飛んでしばらく踊り続けたという話。
- 細部
- 八町堀で借金のかさんだ大工の主人を助けるため、三次郎は自分の左手小指を切り、生胴の代わりとして箱に入れ、密かに公儀へ差し出した。切断した瞬間、その指は遥か向こうまで飛び、しばらく宙で踊るように動き続けた。誠の一念が指に留まったためではないか、と受け止められている。中央区の話として、大田南畝『半日閑話』(日本随筆大成第1期、1975年)に記録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第一期所収の大田南畝『半日閑話』に記される。
- 地域
- 東京都中央区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ