きんいろになったふたまたのき
金色になった二股の木
国内
流言・風説
- どんな話か
- 朝日を浴びて金色に見える二股の木を切ると災いが起こるとされ、高鷲村で戒めとして語られていた。
- 細部
- 高鷲村では、山中で二股に分かれた木に朝日が差し込み、その部分だけが金色に輝いて見えることがあるという。そうした状態の木を見つけても、決して切ってはならないと言い伝えられており、切ってしまうと良くないことが身に起こるとされていた。特定の姿形をした木そのものではなく、朝日の当たり方によって一時的に生じる「金色に見える」という状態そのものが禁忌の対象とされている点が珍しい。白山信仰にまつわる山中の教えの一つとして、山仕事に入る者へ代々伝えられてきたとみられる。
- 広まり方
- 1987年の『民俗採訪』所収「岐阜県郡上郡高鷲村 白山信仰」(国学院大学民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県郡上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ