きえたしたい
消えた死体
国内
流言・風説
- どんな話か
- 亀を捕らえた帰りに怪我で死んだ大屋子の死体が3日後の棺から消え、本当は死んでいないという声が空から聞こえたという。
- 細部
- 南風原町善縄に伝わる話で、漁をして暮らしていた大屋子という人物が、ある日亀を捕らえてそれを背負って帰る途中に怪我を負い、命を落としてしまった。家族は大屋子を弔ったが、三日後に棺の中を確かめると、死体はどこにも見当たらなくなっていた。家族が驚いていると、空中から声が聞こえ、大屋子は本当に死んだわけではないと告げたという。家族が夢から覚めたような心地でいると、その場には薄草と野葡萄が残されていたと伝えられている。
- 広まり方
- 2003年の『沖縄県立博物館紀要』に掲載された園原謙「大正時代における沖縄県の文化財指定関連の行政文書について」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県南風原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ