きえるごみ
消えるゴミ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 金毘羅祭の翌朝には山上に残されたはずのゴミが跡形もなく消えており、伊予の谷に運ばれていたのだという不思議な話。
- 細部
- 善通寺市周辺で行われる金毘羅祭は毎年十月十日と十一日の二日間にわたる。初日の十日には参拝者が象頭山の山上に登って赤飯などを振る舞い、翌十一日には使った箸などをその場に取り散らかしたまま山を下りてしまう。ところがその夜には決まって激しい風雨が吹き荒れ、翌日あらためて山上を見に行くと、あれほど散らかっていたはずのゴミが塵一つ残らずきれいさっぱり片付いているのだという。しかも取り残されたはずのゴミは、遠く伊予の国のある谷まで運ばれて捨てられていたと語られている。
- 広まり方
- 1978年の『日本随筆大成別巻』に収められた大田南畝「一話一言」に記録がある。
- 地域
- 香川県善通寺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ