きだおしのおと
木倒しの音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 金山堀りに出かけた際、斧で木を伐る音が4つほどと巨木の倒れる響きが1週間も聞こえたという話。
- 細部
- 金山堀りに出かけたときのことである。どこからともなく斧で木を切りつける音が4つほど連続して聞こえ、続けて巨木が倒れるような大きな響きが伝わってきたという。姿の見える相手がいるわけではないのに、この物音は1週間ほども繰り返し聞こえ続け、やがて聞き慣れてしまったころになってようやくやんだと伝えられている。姿なき伐採音として、南会津の山仕事の記憶に残る怪異である。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、野口長義「南会津の民俗(二)」に記録がある。
- 地域
- 福島県南会津町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ