おだわらのわらうからすとけがのきざし
小田原の笑う烏と怪我の兆し
国内
流言・風説
- どんな話か
- 笑うように聞こえる鳥の声は人の死を告げ、朝から騒がしい日は怪我に気をつけよと言われた。
- 細部
- 人が亡くなる前になると、鳥の声がへらへらと笑っているように聞こえるという。また、朝から鳥がやかましく騒いでいる日は身に怪我を負いやすいので用心せよとも言われた。森の側に何か変事があるときにも、鳥の鳴き方は悪くなると理解されている。声の善し悪しを聞き分けることが日々の判断材料になっており、鳥の様子を通じて人里の外の異変を察する感覚が言い伝えとして定着している。
- 広まり方
- 1996年の『常民文化研究』所収、石崎敬子「小田原市周辺の口承文芸」に採録されている。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ