おしょうまつのからす
和尚松の烏
国内
流言・風説
- どんな話か
- 中国から渡来し竹野で没した昆山和尚ゆかりの松に烏が来て鳴くと、必ず人が死ぬと伝わる。
- 細部
- 中国から渡ってきた昆山和尚という僧が、竹野の切浜に上陸したのち、三浜の地で没したという。彼の亡くなった場所には、のちに一本の大きな松が育った。里の者たちの間では、この松に烏が飛んできて止まり、鳴き声を上げるのを見聞きすると、それは近く誰かが命を落とす徴だと恐れられてきた。異国から来た僧の最期の地に育った木と、そこに集まる烏の鳴き声とが結びつき、死を告げる兆しとして語り継がれている。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「兵庫県城崎郡竹野町」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ