からす
烏
国内
流言・風説
- どんな話か
- 不吉とされる烏が鳴いたときには「ヰークトゥカタリ(好い事語れ)」と唱え返す首里の言い習わし。
- 細部
- 烏の鳴き声は昔から不吉な知らせとして受け止められており、耳にすると人々は落ち着かない気持ちになったという。そこで首里では、烏が鳴いたときにはただ聞き流すのではなく「ヰークトゥカタリ」、すなわち「好い事語れ」という言葉を口にする習わしがあった。悪い知らせをそのまま受け入れるのではなく、良い出来事を語るよう鳥に言い返すことで、不吉さを打ち消そうとする一種のまじないである。
- 広まり方
- 1932年の『旅と伝説』(南島談話第三号)所収、島袋盛敏「首里のまじなひ」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県那覇市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ