かんしゃくだまをなげるようなおと
癇癪玉を投げるような音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 脳死の妻から酸素を外すよう姉が勧めた家では、その後数ヶ月間、奥座敷で謎の破裂音が続いたという話。
- 細部
- 妻が脳死に近い状態に陥ったとき、見舞いに来た姉が「酸素などを続けても仕方がない」と酸素ボンベを外すよう勧めた。言われたとおりにすると、妻の口や鼻からは黄色い泡が吹き出したという。ところが話はそれだけでは終わらない。姉が嫁いでいた家では、そのあと数ヶ月にもわたって、奥座敷から癇癪玉を投げつけたような破裂音が繰り返し聞こえるようになったと伝えられている。原因のわからない物音が、死をめぐる出来事のあとに続いたという不気味な体験談である。
- 広まり方
- 1995年刊『会津の民俗』所収、滝沢洋之「母の亡霊を見た」に記録がある。
- 地域
- 福島県会津若松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ