うわじまのとうしゅろくじゅういちのしんたく
宇和島の当主六十一の神託
国内
流言・風説
- どんな話か
- 当主は六十一を越えられぬと夢に告げられ、年を取らぬよう正月の雑煮を断ったという家の習い。
- 細部
- 島津町の小西家に伝わる。三百年の歴史を持つというこの家の当主の夢枕に神様が立ち、家は子々孫々まで栄えるが、当主の命は六十一を越えることはない、と告げた。以来この家では、当主だけが元日の雑煮餅を口にしない。餅を食べれば年を重ねることになるという考えから、寿命を延ばすために正月の祝いの膳を一部欠くことにしたのである。繁栄と引き換えに当主の命が限られるという条件が、家の作法として今も形をとどめている。
- 広まり方
- 1983年刊行の『愛媛県史』第四章第二節の一、河野正文による家のしくみの記述にある。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ