としまむらのしんぼくをぬいたしょうじょのたたり
十島村の神木を抜いた少女の祟り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 村になかった木を山で見つけて引き抜いた15歳の少女が高熱で意識不明になり、祭りで祈祷を受けてようやく治った話。
- 細部
- 15歳のとき山へ栗を採りに行った女性は、村にしかないはずの木が山に生えているのを見つけ、珍しさのあまり引き抜いてしまった。これが神様の宿る木であったらしく、それから14日間にわたり高熱を出して意識不明の状態に陥ったという。手を尽くしても病は一向に治らなかったが、すばたけ祭りの日にネーシババのもとを訪ねたところ、ようやく快復した。引き抜かれた木は半年を過ぎても枯れなかったと伝えられている。
- 広まり方
- 1995年の『隼人文化』に掲載された渡山恵子「ネーシ(巫女)の祓から近代医療の受容過程について」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県十島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ