ながおかのかみがみのうんさだめをきくおとこ
長岡の神々の運定めを聞く男
国内
流言・風説
- どんな話か
- 川辺で立ち聞きした男が神々の運定めを知り、嫁入りする娘や生まれる子の死を防ごうとする話。
- 細部
- ある男が川のそばで朝寝をしていると、神々が話し合う声が聞こえてきた。これから生まれてくる娘は18歳で嫁入りする道中、大雨に遭って死ぬ運命だという。この話を聞いた男の計らいで、嫁入りの際に笠と蓑を持たせたところ、娘の命は助かったという。麻生田町にはこの話が伝わる。また宮内町には類話がある。ある乞食が村のお宮で一夜を過ごしたとき、神々が話し合う声で、この春生まれた男児は二十年後に蜂の毒にあたって命を落とすと告げられているのを耳にした。それから二十年が過ぎて再びこの村を訪れると、まさにその年に生まれた者が蜂に刺されて亡くなり、葬式が営まれている場面に行き会ったという。
- 広まり方
- 『日本民俗学会報』1967年掲載、水沢謙一「運定め話と産神信仰」に記録されている。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ