はやかわのゆみにとまるかみのおつげ
早川の弓にとまる神のお告げ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 池太池での猟にまつわる話で、射止められない獲物が神として弓にとまり、お告げのままに祀る場所を探したという。
- 細部
- 早川町に伝わる話では、高木源左衛門という人物が池太池へ猟に出かけた際、いくら弓を射てもどうしても当たらない獲物がいた。そこで「真弓の物であるなら、この弓に留まれ」と唱えたところ、その神が弓に留まったという。家へ持ち帰って置いておくと家が不気味に鳴り出し、やがて夢枕に人が立って「仏として祀れ」と告げたため、まずはお明神様に祀った。ところが「ここではない」というお告げがあり、「ここから一里八町先」と指示されたので、七面山にあるヨーゴー石という場所へ祀り直した。それでもなお「あと八町向こうだ」と言われたと伝わる。
- 広まり方
- 1989年刊『雨畑の民俗―山梨県南巨摩郡早川町雨畑―』の「口承文芸」伝説の項に記録がある。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ