ごせんのかみがみがさだめたこのうんめい
五泉の神々が定めた子の運命
国内
流言・風説
- どんな話か
- お宮に泊まった金持ちと貧乏な男が、神々が語り合う我が子の運命を聞き、金持ちの息子は不運、貧乏な男の娘は幸運と決まってその通りになった。
- 細部
- ある晩、裕福な男と貧しい男の2人がたまたま同じお宮に一夜の宿を借りることになった。夜更け、まどろむ2人の耳に、神々がそれぞれこれから生まれてくる子の行く末を話し合う声が聞こえてきた。神々によれば、裕福な男の家に生まれる息子は運に恵まれない一生を送り、貧しい男の家に生まれる娘は反対に幸運に満ちた一生を送るのだという。2人はその話を聞いてしまったのだが、後に実際、そのとおりの人生が2人の子にそれぞれ訪れたと語られている。産神信仰と運命が生まれる前から定まっているという運定め話が結びついた例である。
- 広まり方
- 『日本民俗学会報』1967年、水沢謙一「運定め話と産神信仰」に記されている。
- 地域
- 新潟県五泉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ