ふじさわのかみそりとはちのしよこく
藤沢の剃刀と蜂の死予告
国内
流言・風説
- どんな話か
- 宮参りの赤子に神が告げた謎めいた一言が、七年後にその通りの死として実現したという昔話。
- 細部
- 宮参りに連れられてきた赤子について、社の神が謎かけめいた文句を口にするのを、そばに居合わせた乞食が耳にした。剃刀と蜂を並べただけの短い言葉で、聞いた本人にも意味は取れなかった。ところが七年が過ぎ、その子が同じ宮へ参ろうとして襟足に刃を当てられていたとき、折悪しく蜂が飛来した。驚いた拍子に刃が走り、子は首を傷めて命を落としてしまう。乞食はそこで初めて、あの日の言葉が寿命の予告だったと悟ったのだという。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史』各論編5民俗(神奈川県企画調査部県史編集室)の昔話の章に収める。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ