かみかくし
神隠し
国内
流言・風説
- どんな話か
- 住み込みの仕事がつらく逃げ出した娘が山で行方知れずになり、家族が焚いた祈祷の煙を見て里へ戻れた。
- 細部
- 奉公先で住み込みの仕事をしていた娘がいた。仕事のあまりの辛さに耐えかね、まだ夜も明けきらぬうちにひとり家を目指して逃げ出したのだという。ところが娘の姿がどこにも見当たらず、家では大変な騒ぎになった。娘の身内は苗代に出て、ボンボンと大きな火を焚きながら祈祷を行った。ちょうどそのころ娘は山の中で道に迷い、途方に暮れていたが、遠くに立ちのぼる煙に気づき、それを頼りにようやく里へと降りてくることができたという。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「兵庫県城崎郡竹野町」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ