かみかくし
神かくし
国内
流言・風説
- どんな話か
- 多度津では終戦直後と昭和四十九年の二度、子供が神かくしに遭って発見されたが、いずれも不可解な状態で見つかったという。
- 細部
- 多度津町の高見島では、終戦直後のこと、ある娘さんが神かくしに遭ってしまった。島の人々が総出で捜索したところ、板持の集落からさらに向こうの、草の株が生い茂る場所に座り込んでいる娘さんが見つかったが、見つけてもらうまでの間、娘さんは一言も口をきくことができなかったという。昭和四十九年十二月二十一日の夕方五時半ごろには、数え年で三歳の子供が同じように神かくしに遭う出来事があった。この時は夜の八時十五分ごろに浜辺で発見されたが、その道中には子供の靴だけが落ちていたにもかかわらず、履いていた靴下には少しの汚れもついていなかったという。
- 広まり方
- 1990年の『香川の民俗』に石崎洋司・敬子が発表した「高見島の伝承」に記録がある。
- 地域
- 香川県多度津町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ