おぐにのやまでねむるかみかくし
小国の山で眠る神隠し
国内
流言・風説
- どんな話か
- 山菜採りや遊びで山に入った人が一時的に行方不明になり、後に無事見つかったという小国町の話。
- 細部
- 小国町では、山に分け入ったまま姿が見えなくなる出来事がいくつか伝えられている。ある家に嫁いできた女性が山菜を採りに出かけたところ、日が暮れても帰ってこず、家族が総出で捜し歩いたところ、山の上のほうにある木の下でぐっすりと眠っているところを見つけ出したという。また別の話では、五、六歳ほどの子供が一晩中山の中で過ごしていたにもかかわらず、本人はまるで母親のそばで眠っていたとしか思っておらず、何が起きたのか自覚がなかったと伝えられている。いずれも、行方が分からなくなった当人には特に記憶がないまま、無事に発見されている点が共通している。
- 広まり方
- 1977年の『成城大学民俗調査報告書』の「口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 山形県小国町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ