ななおのたいこでさがすかみかくし
七尾の太鼓で捜す神隠し
国内
流言・風説
- どんな話か
- 神隠しに遭った際は名を呼び高張提灯を灯し太鼓を鳴らして捜すが、これは狐や天狗が太鼓の音を嫌うためという。
- 細部
- 人が忽然といなくなる神隠しに遭ったときには、村人総出で捜索にあたる作法が伝えられている。何人もの人手を集めてその人の名前を大声で呼びながら、高張提灯をいくつも灯し、さらに太鼓を打ち鳴らして山野を探し歩くという。これは神隠しの背後にいるとされる狐やむじな、天狗といった存在が太鼓の音を嫌って姿を隠すため、音を立てることで隠された人を解き放たせようとする発想に基づいている。
- 広まり方
- 1929年の『民俗学』に掲載された、中村浩「能登島採訪録」に記録がある。
- 地域
- 石川県七尾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ