いまばりのりゅうおうまえにのこるむすめのはきもの
今治の竜王前に残る娘の履物
国内
流言・風説
- どんな話か
- 法事帰りに消えた娘を捜すと、竜王様の前に履物だけがきちんとそろえて残されていたという話。
- 細部
- 法要の帰り道で娘の姿が見えなくなり、家の者が方々を捜し歩いた。すると竜王様を祀る場所に、娘の下駄だけがきれいにそろえて置かれていたという。何ものかに招かれて連れて行かれたのだと語られた。土地では、聡明な者や知恵の足りない者が誘われやすいとも言い伝えられており、隠される側に一定の傾向があると受け止められていた。履物を残して消えるという型は各地の神隠し譚に共通する。
- 広まり方
- 1967年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による愛媛県越智郡関前村岡村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ