いちのせきのつかれたこども
一関の憑かれた子ども
国内
流言・風説
- どんな話か
- 近所の子どもが行方不明になり、戻った後に何かに憑かれて一日中歩き回っていたと語った。
- 細部
- 数年前のこと、近所の子どもが突然姿を消して行方不明になった。周囲が大騒ぎして探した末に見つかり戻ってきたが、後で聞いてみると本人は何かに取り憑かれたような状態で一日中歩き回っていたのだと語ったという。原因のはっきりしない失踪譚として神隠しの名で伝わっている。本人の記憶が曖昧なまま長時間の空白が生じるという構造は神隠し譚に共通する特徴であり、説明のつかない出来事に名前を与えることで納得を得ようとする心性がうかがえる。
- 広まり方
- 1973年刊『旧中川村の民俗』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査による。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ