かみ
髪
国内
流言・風説
- どんな話か
- 与那久浜で異様に長い髪を拾った男がその持ち主である美女に会い、海の道を通って龍宮城へ招かれたという。
- 細部
- 南風原町与那覇村に住んでいたある男が、与那久浜で誰のものとも知れない異様に長い髪を拾った。不審に思いながらも、翌日その持ち主を探しに浜へ出向くと、そこでたいそう美しい女に出会う。女こそがその髪の持ち主で、男が髪を返すと大いに喜び、男を連れて海の中へと入っていった。すると波が左右に開けて一筋の道となり、男は女に導かれるまま龍宮城へとたどり着く。龍宮城には神々がおり、男は三日間にわたって手厚い歓待を受けたが、やがて家に帰りたいと神に申し出たという。
- 広まり方
- 2003年の『沖縄県立博物館紀要』に掲載された園原謙「大正時代における沖縄県の文化財指定関連の行政文書について」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県南風原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ