かきのたね
柿の種
国内
流言・風説
- どんな話か
- 文化11年秋、珠洲市正院で柿の種が逆さに立ったのを見た旅人が大雪を予言し、実際に的中したという話。
- 細部
- 文化11年(1814年)の秋、一人の旅人が珠洲の正院を訪れた際、その辺りに実っていた柿の実を割って中の種を確かめたところ、どの種もことごとく逆さまに立っていることに気づいた。旅人はこれを見て、この冬は例年にない大雪になるだろうと言い残して去っていったという。はたしてその予言のとおり、その年の冬は六メートルほどにも達する記録的な豪雪となり、正院の人々は柿の種の異変が凶兆を告げていたのだと語り伝えた。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、中村新斎「閑度雑談」に記録がある。
- 地域
- 石川県珠洲市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ