つなみできえたくろつかせんげんにともるかいか
津波で消えた黒塚千軒に灯る怪火
国内
流言・風説
- どんな話か
- かつて栄えた集落黒塚千軒は神の願いを退けたため大津波で砂地に変わり、荒天の夜には怪火が見えるという。
- 細部
- 神栖市の黒塚千軒は、かつて多くの家が並んでいた集落だった。神の願いを聞き入れなかったため大津波に襲われ、跡は砂地になったと伝わる。そこで祀られていた弁天様は別の場所へ移されたが、移転後も信仰は厚い。かつての黒塚千軒の跡地では、暴風雨の夜に正体の分からない火、すなわち怪火が見えるとされる。鹿島南部地方の記録として、『茨城の民俗』(1967年、大江晃次・高橋丈夫)に収められている。
- 広まり方
- 1967年の民俗調査「鹿島南部地方」の報告書に、地域の伝承として収められている。
- 地域
- 茨城県神栖市
- 年代
- 不明(1960年代に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ