かばしら
蚊柱
国内
流言・風説
- どんな話か
- 名古屋城南門の堀に周囲1丈、長さ4丈ほどの蚊柱が立ち、それからほどなくして藩主が亡くなったという凶兆の言い伝え。
- 細部
- 名古屋城の南門にある左右の堀の、あちらこちらの場所に、煙のようなものが立ちのぼっているのが見られたことがあったという。周囲はおよそ一丈、長さは四丈ほどにも及んでいたというが、近くまで寄って確かめてみると、その正体は数百億匹ともいうほどの夥しい数の蚊が集まり、柱のような形をなしたものであった。この不気味な蚊柱が見られてからほどなくして、藩主が世を去ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1977年刊の『日本随筆大成』第三期に収められた天野信景「塩尻」に記録がある。
- 地域
- 愛知県名古屋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ